翻訳と辞書 |
ストリート・レーサー (映画) : ウィキペディア日本語版 | ストリート・レーサー (映画)
『ストリート・レーサー』(原題:''Стритрейсеры'', 英題:''Streetracers'')は、ロシアの若者たちのストリートレースを題材とした、2008年公開のロシア映画。ロシア初のカーアクション映画である。ロシア国内では大ヒットを記録しており、続編の製作も既に決定している。CIS諸国を除くと、日本がロシア国外で初の上映国である。
== あらすじ == ロシア・サンクトペテルブルクでは、若者たちが大金を賭けた違法なストリートレースを各地で毎晩行なっており、サンクトペテルブルク警察と激しい攻防を繰り広げている。ピンク色のトヨタ・セリカに乗り、街中を猛スピードで走り回るカーチャもその仲間の一人。カーチャは警官である父親・ステパンチェンコから暴走を厳しく咎められているが、スピードの魅力に取り付かれたカーチャはそんなことはお構いなし。一方、ロシア軍の戦車兵を退役したばかりの自動車修理工・ステパンは、自分の工場にセリカを修理しに来たカーチャに一目惚れしてしまった。実は、カーチャはストリートレースの元締・ドッカーの女だったが、身勝手な性格のドッカーに嫌気がさしており、誠実なステパンに魅力を感じるようになる。 そんな中、ひょんなことからドッカー主催のストリートレースに招待されたステパンは、レースに出るために旧ソ連製のオンボロ車・GAZ M20をカーチャ、弟のミシカととも大改造し、ビルの駐車場でドッカーの仲間が駆る黒いスバル・インプレッサWRXとレースに挑むが、GAZ M20のエンジンが突然壊れ、レースをリタイアしてしまう。悔しがっているステパンに、ドッカーは自分が所有している赤いスバル・インプレッサWRXを貸してやると申し出た。ステパンはインプレッサのハンドルを握り、ドッカーが駆る日産350Zとレースを続けるが、激しいデッドヒートの末、ステパンは借り物のインプレッサを大破させてしまう。「車のことは気にしなくて良い」とステパンに囁きかけるドッカー。しかし、これはステパンのドライビングテクニックを見込んだドッカーが仕掛けた罠だった。ドッカーは、ストリートレースを隠れみのにして、ロシアの裏組織と連携し、サンクトペテルブルクの高級車を盗んでロシア周辺のCIS諸国に売りさばく裏ビジネスを行なっていた。ドッカーの真の目的は、優れたドライビングテクニックを持つステパンをこの窃盗団に引き込むことだったのである。ステパンの弟・ミシカも、ドッカーの愛人だったローラと共に窃盗団に加わり、パソコンやラジコンを使って高級車窃盗団をサポートする。 この窃盗団の元締は、なんとサンクトペテルブルク警察の長官だった。長官は、盗んだ高級車を整備させるために、自動車整備工場を営むステパンの父親・モホフまで窃盗団に引き入れていた。そして、新しい裏ビジネスとして麻薬の取引を始めた長官。モホフはこれ以上裏ビジネスと関わることを拒否するが、このことを知ってしまったミシカは、長官が運転するジープ・グランドチェロキーに撥ねられ、殺されてしまう。一方、長官率いる窃盗団と決裂したドッカーは、自分の日産350Zの荷室にカーチャを閉じ込め、逃走してしまう。大切な弟・ミシカを殺され、カーチャまで奪われたステパンは、フェラーリ・348tbに乗り込み、ドッカーの日産350Zを追いかける。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ストリート・レーサー (映画)」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|